主な観光名所

枚方八景

昭和59(1984)1984年10月に、市政35年そ記念して「ふるさと枚方」らしい風景を将来に伝えるために、市民から候補地を募集して決められました。

淀川の四季

かつて三十石船などが行き交い、シーボルトもその美しさを絶賛した淀川。岸には四季折々の草花が淀の流れに色を添えています。

樟葉宮跡の杜

交野天神社の奥にあり、「日本書紀」により継体天皇が即位し、5年間ほど宮がおかれたと伝えられています。(大阪府の史跡)

牧野の桜

牧野駅から5分ほどの牧野公園にあり、片埜神社(重要文化財)が隣接しています。かつてこの辺りは交野ヶ原と呼ばれていました。

山田池の月

大阪府営山田池公園にある山田池は平安時代はため池でした。各種の水鳥や周りの多くの木々や草花が目を楽しませてくれます。

国見山の展望

標高284mの山頂からは比良や比叡の山々、大阪湾などが見渡せます。JR津田駅から1時間ほどで、近くには野外活動センターなどもあります。

百済寺跡の松風

8世紀の終わり頃、百済王敬福が一族の氏寺として七堂伽藍の寺を建てました。史跡公園として再整備されています。(特別史跡)

万年寺山の緑陰

枚方市駅と枚方公園駅の中ほどにある小高い丘が万年寺山です。かつて万年寺というお寺があり、標石や十三重の塔が残っています。

香里団地の並木

昭和32年に建設され、東洋一といわれた香里団地は、大通りのけやき通りやいちょう通りなどの街路樹が大きく成長しています。

特別史跡 百済寺跡公園

百済寺跡は大阪府では2件しかない、大坂城址とならぶ国の特別史跡です。
創建は奈良時代ですが、七堂伽藍が完成したのは平安時代初期と考えられています。金堂とその後ろの講堂、食堂を中央に、東西に塔を配した伽藍様式で、中門、南門、東門、東院がありました。回廊跡は中門から東西両塔を取り巻いて金堂に取り付いています。伽藍様式が薬師寺と似ているといわれていますが、回廊が講堂に取りついていますので、新羅の感恩寺と同形式で、古代日本と朝鮮半島との交流関係を知る上で重要な遺跡であることが知られています。 
建築物は何度か焼失して残っておらず、基壇と礎石を復元した形で「百済寺跡公園」として整備されています。「百済寺跡の松風」として枚方八景の一つに選ばれています。

お勧めコースのガイドスポット

枚方宿場町・京街道、万年寺山、御殿山・百済寺、御殿山・牧野、光善寺・蹉跎、楠葉、長尾・藤阪、香里の8コースのほか、いろんなコースがあります。

(枚方宿場町・京街道コース)枚方市立鍵屋資料館
1811年に建てられた町家で江戸時代に船待ち宿を営んでいた主屋と、昭和3年に建てられた別棟があります。平成9年まで料理旅館を営業し、平成13年から資料館として開館しました。

(枚方宿場町・京街道コース)文禄堤
ビオルネを建てるときの発掘調査で、豊臣秀吉が毛利3家に命じて軍用兼治水目的で大阪の長柄橋から27kmにわたって造らせた道路がみつかりました。京街道はその上につくられました。

(光善寺・蹉跎コース)真宗大谷派 淵埋山 出口御坊 光善寺
蓮如上人開基の寺で、 文明七年(1475)に福井県の吉崎から河内国茨田郡中振の郷出口村に移られ、御厨石見入道光善が草庵を建ててお迎えされました。庭園は石川丈山の作です。

(光善寺・蹉跎コース)郷社 蹉跎神社(蹉跎天満宮、蹉跎山天満宮)
祭神は菅原道真公です。菅原道真公が太宰府に左遷され、この地まで後を追ってきた刈谷姫が間に合わず、足摺り(さだ)して悲しまれたことから「蹉跎」とよばれるようになりました。

(香里コース)香里団地 以楽苑
重森三玲の作庭による池泉回遊式の日本庭園。香里団地の開発に際して日本住宅公団が計画し、1961年4月に完成しました。「みんなが一緒に十分楽しむ庭園」という願いを込めて命名されました。 

(戦跡コース)殉職義烈之碑
枚方市はかつて軍需産業のまちでもありました。昭和14(1939)年3月1日、陸軍の禁野火薬庫が大爆発を起こし、約700人もの人が死傷しました。3月1日は「枚方市平和の日」に制定されています。

(御殿山・牧野コース)御殿山神社
渚院跡の観音寺境内にあった小倉の粟倉神社のお旅所が江戸時代に八幡大神を勧請して渚村の西粟倉神社となり、明治初年の神仏分離令で当地に遷宮し、御殿山神社となりました。

(御殿山・牧野コース)片埜神社
野見宿禰が素盞嗚尊を祀って一族の鎮守としたのに始まり、大坂城の鬼門鎮護の社として、秀吉や秀頼によって復興、大造営されました。式内社で本殿は国の重要文化財です。

(御殿山・牧野コース)渚院跡
渚院は惟喬親王が在原業平とともに遊猟に訪れた別荘で、その後建立された観音寺は明治に廃寺となりましたが、鐘楼と田中家によって製造された鐘などが残されています。

(長尾・藤阪コース)正俊寺
慶安4(1651)年、河内領主久貝因幡守正世 が父である因幡守正俊を弔う為に菩提寺として創建された寺です。本尊木造釈迦如来像は黒佛と言われ、石造「十三重の塔」と共に、鎌倉時代の優れた文化財です。

(長尾・藤阪コース)伝王仁墓
4世紀末に朝鮮半島から日本に漢字と儒教を伝えたという王仁の墓とされています。享保16(1731)年に墓石を建てたことが始まり。(昭和13年に大阪府の史跡)

穂谷

枚方市の南東部にあり、棚田やため池、雑木林など自然豊かな里山の景観が残っています。夏にはひまわり、秋には100万本のコスモスが咲き誇ります。日本の里山100選に選ばれています。

厳島神社 末社春日神社本殿
幕末の頃奈良の春日大社旧殿を厳島神社本殿として譲り受けた際に、元の厳島神社本殿を移築したものです。建築様式から室町中期~後期と推定されています。一間社流造りで桧皮葺。(重要文化財)

日置天神社
惟喬親王が、愛鷹の姿が見えなくなり日没を惜しんで『日を止め置かせ給え』と天神に祈願したという伝承があります。16世紀中頃、招提寺内村の鎮守として再建されたと伝えられています。

(楠葉コース)楠葉台場跡
鳥羽伏見の戦いの場。慶応元(1865)年に、京都守護職松平容保の建言、勝海舟の設計で尊皇攘夷派の活動から京都を防衛するためにつくられた稜堡式の台場です。(国の史跡)

(楠葉コース)交野天神社
「樟葉駅」より北東方向へ徒歩約20分のところにあります。桓武天皇が郊祀壇を設けて父光仁天皇を祀ったのが起源とされています。(本殿や末社八幡神社:重要文化財)

菊フェスティバル2019

枚方市の花は菊と桜。令和元年10月24日(木曜日)から11月11日(月曜日)までひらかた菊フェスティバル2019が開催されました。

以楽苑

香里団地内にある、京都の東福寺方丈庭園や光明院庭園などを手がけた作庭家 重森三玲氏の作品です。池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)で中央に自然の湧水による苑池を囲み、曲水、滝石組の築山、四方に春夏秋冬を表現した平安式の日本庭園です。

まだまだいろんな観光名所がありますよ。
ガイドの会では、上の観光名所を含んだいろんなガイドコースを用意しています。
下のボタンから、チラシも是非ご覧ください。